
茶処 まんどころ
滋賀県は琵琶湖の東部、山間にある「政所(まんどころ)」
『宇治は茶処、茶は政所』と詠われる茶処です。
室町時代、三重県との県境の鈴鹿山脈を源流とする愛知川(えちがわ)の水の恵みと
霧の作用に薬用効果を見出したところから栽培が始まったとされています。
この地で栽培されているのは、今では全国の茶園の大多数で栽培されているお茶の
代表品種「やぶきた」とは異なり、現在では希少品種となった「在来種」のお茶です。
その特徴である《香気とのど越しの良さ》は他に類を見ない物です。
こだわりは「完全無農薬栽培」

「乳児や妊婦さん、お年寄りの身体に優しい番茶」…最近よく見かけるようになりました。確かに番茶は大人にとっても優しい緑茶です。
でも…そのお茶って、本当に身体に優しいですか?
……と言うのは、近年の茶の栽培には害虫駆除などのため「農薬」が要るのです。
もちろん茶園で使用する農薬は基準に沿っており、人体に直接の害を及ぼすものでは
ありません。
でも……赤ちゃんや妊婦さん、お年寄りのことを考えると 完全無農薬栽培
でなくてはならないと思います。
政所の茶畑は寒冷地
これが無農薬栽培できる答えです。美味しいお茶の葉は、虫にとっても大好物。
特に軟らかい新芽は狙われやすいものです。
まだ気温が上がりきらない一番茶時期(5月の八十八夜)までは虫の影響も少ないのですが、以降は気温の上昇とともに害虫の発生も増えてきます。
温暖な茶処では一番茶以降、二番、三番と萌える新芽の収穫のために、害虫駆除として薬品散布がどうしても必要になるのです。でも、茶処としては少し寒い政所では、茶樹につく害虫も発生しにくいのです。だから、薬品使用が抑えられるのです。

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